1954-05-21 第19回国会 衆議院 建設委員会水産委員会連合審査会 第1号
従つて、行政権の及ばない所であるから法律上制限等の措置は講ぜられない、それがただ一方的に行われる、しかも発生した損害については、今回の改正によつて何らの措置も講じ得ない、こういうことでは、漁業者が非常に困るという結果が生ずるのではないかこう思うわけでありますが、その点について、重ねてお尋ねしたいと思います。
従つて、行政権の及ばない所であるから法律上制限等の措置は講ぜられない、それがただ一方的に行われる、しかも発生した損害については、今回の改正によつて何らの措置も講じ得ない、こういうことでは、漁業者が非常に困るという結果が生ずるのではないかこう思うわけでありますが、その点について、重ねてお尋ねしたいと思います。
でありますから、もしアメリカが日本の主権を尊重して、日本との友好関係を持続しようと思いますならば、住民及び日本国民の希望に従つて、行政権だけは日本に許していいのではないかと思うのであります。われわれは決して無理なことをお願いするわけではありませんが、この図面をごらんくださればわかりますし、またアメリカの方でも沖繩における米軍の基地の安全化を保障されるのは、日本との協力にまつのみである。
従つて、行政権の首長としての内閣総理大臣の最大の職務は、憲法第六十八条に規定された国務大臣任命行為であることは多言を要しないところであります。更に内閣は、総理大臣とその他の国務大臣で組織し、国会に対し連帯して責任を負うことも、憲法第六十六条の明記するところであります。
従つて行政権が立法権の一部を行うことが認められるし、又立法権が行政権、裁判権の一部を行うことも認められるし、又裁判権が立法権の一部を行うことも認められます。例えば裁判所の憲法審査権のごときはその例であります。或いは又裁判所の行なつた判決に基くところの刑の執行に対しまして、行政権がこれに対して何らかの制限を加えることも認められております。
で、従つて行政権も司法権も及ばんと、こういうことを言われておりまするが、その特殊的地位に置かれておりまする関係上、貿易の関係において、例えば関税だとか、輸入税だとか、こういうものについては内地の各府県に異なるような取扱を受けておるようなことはないですか、どうか。
そこで先刻法制意見長官の申されたごとく、この団体規制の事務は行政事務である、従つて行政権において行うべきものであるというふうに私どもは考えております。そしてこれをどういう機関で構成するかという問題につきましましては、この原案に盛るがごとき制度がきわめて妥当であるという結論に到達したのであります。
従つて行政権の組織としての、或いは制度としての警察の武裝には一定の憲法上の限界があるのが当然であります。この点は従来非常におろそかにされておるように考えます。憲法では基本的人権を規定しておりますが、これは国民全体として言うのではなくて、国民の個人の基本的人権を保障したものです。
従つて行政権の裁量の幅が非常に広くなつておるということは言い得るのでありまするが、これは諸外国でも条約締結については、比較的行政部に重点を置かれておるところでありまして、わが憲法といたしましても、その通例に従つたものと存ずるのであります。
従つて行政権につきましては多少ゆとりのある解釈ができまして、いわゆる第四権は発生の余地がないと考えております。それから人事院の権限が裁判権を犯すではないかという御質問でありましたが、これは公務員法の規定の中にも、法律に関する問題は、これは裁判権が当然あることを認めておりまして、その関係は調整しておると考えております。
これに対しては司法大臣から、逮捕の権限は検察官にあり、従つて、行政権の責任者たる内閣総理大臣から要求することは、手続き上正しいものと考える、また、まず議院に逮捕の許諾を求めたのは、議院という特殊の身分に鑑み、特に慎重を期する意味において、裁判所に逮捕状を要求する前に、議員の許諾を求めることが妥当であり、國会を尊重するゆえんであると確信するとの答弁がありました。